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高校数学の勉強法①

この記事を読みに来られた方、その理由や目的は十人十色あると思いますが、とりあえずこちらのベージでは、高校数学の勉強がうまく進まないと困っている現役高校生や大学受験生向けに、何回かに分けて高校数学の勉強の仕方を、学習塾、大学受験予備校で教えている人間の立場で書いていきたいと思います。


「中学までは数学が得意だったのに、高校になってから数学が全然わからなくなった。」
という意見をよく聞きます。
一通り、高校数学の全体像を知っている身からすると、その原因は

  • 中学数学は覚えることが少なく、計算が中心である
  • 高校数学は定義や公式が多く、証明や論証力を要する問題が多い
  • 上記の説明が詳しくされないまま授業がハイペースで進む

といったことが考えられます。
そのため、中学数学のようなイメージのままで高校数学を勉強していくと、かなり早い段階で何をやっているのかわからなくなり、それが数学が苦手・嫌いになってしまう原因にもなります。
そのため、現役の高校生や、数学が苦手な受験生は数学を勉強していくうえで

  • 定義や公式はきちんと覚える
  • 解法はそれで問題が解ける仕組みを理解をした上で覚える
  • 間違えた問題は間違えた理由をよく考えて復習する

という動作をきちんと習慣化することです。
高校数学は、ⅠAの知識を土台にⅡBの内容が進み、さらにⅠAⅡBの知識を土台にⅢの内容が組み込まれています。
なので、中途半端な理解で過ぎてしまった分野や、苦手なまま放ったらかしにしてしまった分野が、あとの分野で足を引っ張ります。
なので、先に書いた通り、

定義や公式、理解すべき解法を正確に覚え、その上で正しくその使い方を練習する!

ことが重要です。よく
「勉強しても数学の成績が伸びない!」
という人に多いのが、覚えるべきことを覚えないまま、問題に取り掛かるタイプです。これは、覚えるべきことを覚えていないわけですから、解けるわけがないのです。
そこで知識がないことの危うさに気がつけば良いのですが、さらにそこから、とりあえず解説を読んで、式計算をみて正しい答えだけ確認して、なんとなく理解した気になり
「解決!」
としてしまった場合、それは最悪な勉強になります。
それはなぜなのか?
次の記事で詳しく説明していこうと思います。


次の記事:高校数学の勉強法②

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