いよいよ今週の土日は共通テストです。
なので今週が共通テスト前の最後の授業であったり、そもそも直前講習を担当しない関係で、今週が最後の授業という生徒もいます。
不安にもなるんでしょう。もしかしたら1年間お世話になった記念に、という気持ちもあるかもしれませんが、この時期には生徒から
「気持ちが落ちたときに思い出して頑張れる言葉を教えてください！」
「ここに何かメッセージ書いてください！」
と言われたり、予備校によっては職員の方から生徒に向けたメッセージを依頼されることもあります。
人生の、本当に大事な場面というのは大抵は独りぼっちで戦わないといけないことが殆どではないかと私は思っています。なので、激励の言葉と言われても
「私なんぞの他人が言う言葉をあてにせず、自分で自分を奮い立たせろ！」
というのが本音です(笑)
とはいえ、何か言ってあげないとなぁとも思うので、私はいつも
「手垢まみれの単語帳や、何冊もの使い倒したノート、そういったものを見たときに確かにこの1年間、自分が努力をしてきたことは、自分が一番よく知っているだろう？
それこそが今の君の背中をもっとも力強く押してくれる、最強の応援団ではないか？」
といったことを言うようにしています。
どれだけ頑張っても
「ああ、もっとこの単元の勉強しておきたかった。」
「もう1週間、時間が欲しかった。」
などと思うものです。
いつになっても
「もう完璧！」
なんて心から思えるようにはならないと思います。
「これだけ頑張ってきたんだ。もし、そんな私に解けない問題がでてきたら、他の人たちだって解けないはずだから問題ない！」
と思える自信と、すこしの開き直り、そして
「ここまでやって結果出さないでどうするんだ！」
という貪欲さをもって臨んできてほしいです。
頑張れ！受験生！