• まろりんの遊び場♪
スポンサードリンク

インターネット上での人付き合い

 TwitterやfacebookをはじめいろんなSNSがあります。それに加えて、今は配信アプリというものも数多くあり、そういったツールでの交流が増えていくと、インターネット上でのみ繋がっているという人ができてきます。

 インターネットは気軽に人とつながれる反面、簡単に、それこそボタン一つで人間関係を切り捨てることもできます。そのため、
「現実での煩わしい人間関係がないインターネットでの人付き合いの方が楽。」
という人もいますが、むしろ私は、そういった簡単にリセットできてしまう手軽感や希薄さから、インターネット上での人付き合いの方が、実生活での人付き合いよりも数段難しいと思います。
 配信やビデオ通話のような場合もありはしますが、基本的には表情が見えない文章のみでのやり取りであったり、音声対コメントといった状態がほとんどなので、感情の温度差があったり、余計な勘ぐりをしてしまったりも多いと感じていますし、異常に相手と距離を詰めすぎてしまい不快な気持ちにさせてしまうなど、実生活にはない配慮が必要な部分も多いです。

 私もかれこれ一年近く配信アプリでラジオ配信をしていますが、いろいろな方と知り合いました。その中には実生活での友達と何ら変わらないような関係の人もいるし、きっと実生活で関わることはないとお互いに線引きしながら、お互いの配信で共有できる時間を楽しむ仲の人もいます。
 年齢も職業も、住んでいるところも全然違う人といろいろな関り方ができるので、上手に使うことさえできれば非常に有益なツールだと思っています。
 その反面、悪意のありなしに関わらず、接し方に困る人やちょっと迷惑だと感じる人もいます。例えば

・自分への共感を得たいがために、他人のSNSや配信で自分の話ばかりをしてしまう人。
・こちらと仲の良い異性と出会い目的で関わってくる人。
・自身のSNSや配信の宣伝をする目的でやってくる人(許可を得ているなら別)

などです。他にも必要以上に自身の不幸自慢をしてくる人や、特別な目で見て欲しい素振りをするひとなど、言い出せばキリがありませんが、総じて言えることは、自覚があるなしに関わらず自分の欲求を満たすためなら周囲に不快感を与えたり、迷惑をかけても構わないと思っているような人です。

 SNSにせよ配信アプリにせよ、画面の向こうの相手もまた自分と同じ人間であり、インターネットにつなげていない時間は実生活のあります。決して自分のためだけに存在してくれている都合のいいご機嫌取りではないです。
「実生活での知り合いじゃあないから、何をしてもいいし、気に入らなければ関係を切ればいい。」
という声もありますが、それを繰り返せば結局自分の行き場もやがてはなくなりますし、そうして自分の身の回りに残った人とも、意見が合わなくなれば縁を切っていくことになり、現実より居心地が良いと思っていた世界が、現実よりも居心地が悪くなることも考えられます。
 結局、お互いの考えや姿勢を確認しあい、良好な関係を保つために適度な距離やマナーは必要ですし、それが上手くできている人間関係こそ、安定して居心地が良くなるのではないかと私は思います。


スポンサードリンク

コメントを残す