中学校でもやっている場合の数ですが、階乗やP,Cといった記号や円順列、数珠順列といった概念、最短経路問題など、より複雑な場合の数を考える分野です。また、場合の数と確率は、ほかの分野と異なり方程式を解くという作業はほとんどなく、正しい計算およびその計算力が決め手となります。 私がこれまで様々な生徒を教えてきて、個人的にはPや階乗(順列)の計算かC(組合せ)の計算なのかの区別がきちんとできていないまま先に進んでしまって「分からない!」と嘆くことになる生徒が多い気がします。